症例14 V1のQRSがrsr’S’型を示す下壁梗塞の70歳,男性 
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症例:76歳,男性
主訴:前胸部痛
前病歴:2年前に脳卒中にかかり,右半身不随がある。
現病歴:9か月前に急に激しい胸痛があり,即日入院した。その痛みは数時間持続した。発作時は疼痛のため意識もやや不明瞭であった。約3か月入院し,その後は自宅療養している。下図は,この胸痛発作の9か月後の心電図である。この心電図の診断は?  

心電図第14例の標準誘導心電図
76歳、男性。主訴:胸痛

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