台所は、私の少年時代（昭和５年頃）と全く同様です。最近、脇町には多くの観光客が訪れるようになりましたが、多くの方々はこの台所を見て、昔を懐かしがり、大変興味を示されます。ことに電気を使用しない「氷式冷蔵庫」の評判が高いです。これは上の部屋に氷の固まり（１貫目くらいの）を入れ、下の部屋に食品を入れておくと，上の部屋の氷で冷やされた空気は重板目に下の部屋まで下がり、そこに入れてある食品を冷却するという原始的な仕組みです。それでも私の子供時代の記憶では、非常に便利に使用していた記憶があります

　大きな竈（かまど）は、味噌を造る際に使用していたように記憶しています。水道はありませんでしたから、井戸から水を汲んできて、台所に水瓶に蓄えていました。

くど（竈）（炊事用かまど）	大型かまど
	kudo
釜屋の神棚（お荒神さん）	氷式冷蔵庫（無電気方式）

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