Brugada症候群1タイトル

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Brugada心電図の診断基準
(コンセンサスリポート、2002)

この第1回報告を改訂した第2回コンセンサス・カンファレンス報告(2005)はここをクリック。

 2004年3月末、東京で行われた日本循環器学会においても、Brugada症候群は心房細動の治療と共に最も関心を集めた研究課題でした。しかし、現在、Brugada型心電図の診断に関し、著しい混乱が認められています。
 この点を解決するために、欧州心臓病学会不整脈分子機序研究グループが欧州心臓病学会の意向を受けて、Brugada型心電図の診断基準を提唱しました。いわゆるコンセンサス・リポート(2002)です。 この報告書はBrugada型心電図を添付fileに示すように、3つの型 (Type 1, Type 2, Type 3) に分類しました。このコンセンサスリポートの提案は、現在、世界的に廣く受け入れられつつあります。 Brugada症候群の発表者であるBrugada自身も、この基準に準拠して症例を分類した研究を雑誌に発表しておりますし、我が国の最近の研究もほとんどがこの基準を採用しています。

 このコンセンサスリポートの提案は以下の如くです。何れもV1-3などの右側胸部誘導についての記載です。

分類 心電図波形の特徴
Type 1  1)  coveed typeのST上昇
 2) J wave≧2mm
 3) ST 上昇≧2mm
Type 2  1) saddle-back typeのST 上昇
 2) J wave≧2mm
 3) ST 上昇≧1mm
Type 3  1) saddle-back typeのST 上昇
 2) J wave≧2mm
 3) ST 上昇<1mm

 なお、これら3型の3型の心電図の実例および鑑別診断表を下に示します。



コンセンサス分類3型
Brugada症候群のコンセンサス分類の3型の実例

これらの3型の鑑別表を下に示します。ST部(終末部)とは、ST-segmentの後半を指します。

Brugada 型心電図3型におけるV1-3のST-sgement異常
/ Type 1 Type 2 Type 3
J波振幅 ≧2mm ≧2mm ≧2mm
T波 陰性 陽性/二相性 陽性
ST-T波形 coved saddle-back sadde-back
ST部(終末部) 緩徐下降 上昇≧1mm 上昇<1mm

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